Windows10のエディションの違いについて
Windows10には5つのエディションが用意されています。
今回はこの5つのエディションの違いについて解説していきます。
目次
大きく分けると企業用か一般用かの違い
EnterpriseとEducationは、企業や学校での使用を対象としています。
Home,Proは一般家庭もしくは小規模な組織や企業向けです。
Windows10 Home
上記で述べたように個人または小規模な組織や企業向けでWindows10の基本エディションといっていいでしょう。
パッケージやダウンロードによって購入することができます。
Windows10 Pro
Windows10 Proはスモールビジネス向きのエディションです。
Windows10 Homeの機能に加えて、グループポリシーやBitlocerなどのセキュリティ機能のほか、クライアントHyper-Vやリモートアクセスなどの利用がかのうです。
Azure Active Directoryに参加するのであれば、このエディションがおすすめです。
Azure Active Directoryとは?
Azure Active Directory (Azure AD) は、マイクロソフトが提供する、マルチテナントに対応したクラウド ベースのディレクトリと ID の管理サービスです。
IT 管理者は、Azure AD により、Office365、Salesforce.com、DropBox、Concur など、さまざまなクラウド型 SaaS アプリケーションへのシングル サインオン (SSO) アクセスを従業員やビジネス パートナーに提供する使いやすいソリューションを手軽な価格で手に入れることができます。
Windows10 Enterprise
Windows10 EnterpriseとWindows10 Educationは中規模以上の組織を想定したエディションです。
アシュランス契約によって購入することになります。
ソフトウェア アシュアランスとは?
IT に大きな投資を行っているお客様は、マイクロソフトのソフトウェア アシュアランスを利用することで、投資がもたらす価値をフル活用できます。適切なツール、トレーニングおよびサポートによって時間と費用を節減して、スタッフの育成、テクノロジの最適化、マイクロソフト テクノロジの投資価値の拡大を実現します。
グループポリシーによるスタート画面の制御、AppLocer,Windows To Goなどが追加されており、Windows10 Proを企業向けに機能補強したものといえるでしょう。
Windows10 Education
Windows10 Educationはアシュランス契約上、学校などを対象としています。
基本的にはWindows10 Enterpriseと同じです。
Windows10 EnterpriseがWindows10 Proからアップグレード出来るのに対して、Windows10 Education はWindows10 HomeとWindows10 Proのどちらからでも簡単にアップグレードできるようになっています。
Windows10 Mobile
Windows10 Mobileはスマホや小型タブレット向けのWindows10です。
スマホでも使える新しいOfficeを同梱しています。